「乱視用のコンタクトレンズって、上下の向きがあるの?」——結論から言うと、乱視用のレンズには上下の向きがあります。
この記事では、なぜ向きがあるのか、どうやって見分けるのか、そして向きを直しても見えにくいときにどうすればよいかを順に整理します。
乱視用レンズに上下の向きがある理由
乱視用コンタクトレンズは、目の上で回転しにくくなるよう、厚みの配分などを工夫して設計されています。向きがずれると設計どおりに見え方を補正できないためです。
間違った方向で装着してしまうと、ゴロゴロしたり痛みを感じることもあるので、必ず正しい方向でつける必要があります。
向きの見分け方:ガイドマーク
乱視用コンタクトレンズの多くには、上下を判別しやすくするためのラインやマークが付けられています。これを一般的に「ガイドマーク」と呼びます。
マークの有無・位置・形状は商品によって異なるため、お使いの商品の添付文書でご確認ください。慣れるまでは見つけるのが大変だと感じる方も多いようですが、慣れると比較的簡単に装着できます。中にはわかりにくいものもあるので、しっかりと印を確認してから装着するようにしましょう。
装着するときに確認する順番
- 表裏を確認する(指の先に乗せてお椀型なら正しい向き。フチが反り返っていれば裏返し)
- 上下の向きを確認する(ガイドマークの位置を見る)
- 装着後に数回まばたきをして、見え方と装用感を確かめる
装着の手順そのものについては、乱視用カラコンの上下の向きは?装着の手順と注意したいポイントで詳しく扱っています。
目の中でレンズが回転することはないの?
乱視用レンズは、まばたきの動きによって目の上で向きが安定するように設計されています(設計方式は商品によって異なります)。ただし、まったく動かないわけではなく、安定の仕方や慣れ方には個人差があります。
同じ商品でも装用感の感じ方には個人差があります。ある方が着け心地が良いと感じたレンズでも、別の方には合わないことがあります。
向きを直しても見えにくいときは
表裏と向きを確認して付け直しても、見えにくさや違和感が続く場合は、装用を中止してください。度数や乱視軸が合っているか、目に傷がついていないかは、検査をしないと分かりません。
商品やメーカーを変える前に、まず眼科で確認することをおすすめします。症状が出たレンズは捨てずに持参すると、原因を確かめる手がかりになることがあります。
着けるたびに違和感がある場合は、度数や乱視軸が合っていない、あるいは目の状態に変化がある可能性があります。見え方が安定しないと感じるときは、乱視用カラコンがぼやけて見えるときに考えられることもあわせてご覧ください。
自分に合うレンズの選び方
自分に合うレンズは、眼科での検査結果(度数・乱視度数・乱視軸・BC)と、各商品の対応範囲を照らし合わせて選びます。口コミは装用感の参考になりますが、合うかどうかを判断する材料にはなりません。
それぞれの数値が何を表すのかは、SPH・CYL・Axisは、それぞれ何を表す数値かで説明しています。左右で乱視の度数が違う場合は片目だけ乱視の場合の、度数の選び方もご覧ください。
まとめ
- 乱視用のレンズには上下の向きがあります
- 多くの商品にガイドマークがありますが、有無・位置・形状は商品ごとに異なります
- 装着は「表裏 → 上下 → まばたきして確認」の順で
- まったく回転しないわけではなく、安定の仕方には個人差があります
- 付け直しても見えにくいときは、商品を変える前に眼科へ
乱視用カラコンをお探しの方へ
乱視用のレンズは乱視度数(CYL)と乱視軸(Axis)を指定して選ぶため、眼科で受け取る処方箋の数値が必要です。まだ検査を受けていない方は、購入前に眼科で検査を受けてください。
Lancy(ランシー)は乱視用カラコンの専門店で、掲載している商品はすべて乱視用です。右目・左目それぞれに SPH・CYL・Axis を指定してご注文いただけます。
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。目の状態や度数については眼科医にご相談ください。
