乱視用カラコン6ヶ月と1年どっち?違いと費用、交換日とケアのコツ

洗面所の棚でレンズケースを整える女性
コラム

同じデザインで、6ヶ月用と1年用。どちらも長く使うレンズだから、どっちにするか決めきれない人も多いはず。

乱視用カラコンの6ヶ月用(半年用)と1年用、大きな違いは交換の間隔と回数です。6ヶ月用は開封してから6ヶ月、1年用は1年で新しいレンズに替えます。

費用は、1箱の値段しだい。両目1回分(2枚入り)の箱どうしで比べると、境目は6ヶ月用の1箱のちょうど2倍。1年用の1箱がそれより安ければ1年用、高ければ6ヶ月用が、1ヶ月あたり安くすみます。

お手入れは、どちらも外したら毎日。交換日は開封した日から数えて、きれいに見えても延ばしません。傷や落ちない汚れがあれば、交換日の前でも新しいレンズに。

どの期間が目に合うかは、眼科で相談して決めるのが前提です。そのうえで、どっちが向くかのヒントはお財布と交換日の覚え方。

交換も買い物も年1回ですませたいなら、1年用。半年おきに区切って覚えたいなら、6ヶ月用がなじみます。お手入れの流れや、交換日を忘れないコツもあわせてどうぞ。

乱視用カラコンの6ヶ月と1年、違いはどこ?

大きな違いは、交換の間隔と1年の交換回数。6ヶ月用は年2回、1年用は年1回、新しいレンズに替えます。

6ヶ月用1年用
交換の間隔開封してから6ヶ月開封してから1年
1年の交換回数2回1回
両目で1年に使う枚数4枚2枚
毎日のお手入れ必要必要
交換日の覚え方の例1月1日と7月1日など、半年おきの同じ日誕生日など、年に1回の記念日

気をつけたいのが、交換日の数え方。どちらも、つけた日数ではなく、開封した日から数えます。

つまり、週末しかつけない人でも交換日は延びません。間が長いぶん、開けた日はメモしておくと迷わずにすみます。

6ヶ月と1年の費用は「1ヶ月あたり」で比べる

費用は、「1ヶ月あたり」の金額にそろえると比べやすくなります。どちらが安くすむかは、1箱の値段しだいです。

ここでの1箱は「両目1回分」の2枚入り。出し方は、1箱の値段×1年に必要な箱数÷12です。

たとえば、6ヶ月用が1箱4,500円、1年用が1箱6,000円だとします。1年に必要なのは、6ヶ月用が2箱、1年用が1箱です。

6ヶ月用1年用
両目1回分の値段(仮)4,500円6,000円
1年に必要な箱2箱1箱
1年の合計9,000円6,000円
1ヶ月あたり750円500円
1回に払う金額4,500円(年2回)6,000円(年1回)

※金額は、計算のしかたを見るための仮の数字です。送料やケア用品代、眼科の検査代、途中の買い直しは入っていません。交換の回数は開封した日から数えていて、使わない日があっても延びません。

この例だと、1ヶ月あたりは1年用が250円安い計算。そのかわり、1回に払う金額は1年用のほうが1,500円多くなります。

もし1年用が1箱10,000円なら、1ヶ月あたり約833円。6ヶ月用の750円より高くなり、今度は6ヶ月用が安くすみます。

電卓なしなら、目安は「ちょうど2倍」

両目1回分の箱どうしなら、見るのは1年用の1箱が6ヶ月用の2倍より安いかどうか。安ければ1年用、高ければ6ヶ月用が、1ヶ月あたり安くすみます。ちょうど2倍なら、同じです。

6ヶ月用や1年用には、1枚入り(片目分)の箱も。1年に必要な箱の数は、入り方で変わります。

箱の入り方6ヶ月用1年用
2枚入り(両目1回分)年2箱年1箱
1枚入り(片目分)年4箱(左右2箱ずつ)年2箱(左右1箱ずつ)

1枚入りどうしでも、境目は同じ2倍。値段は、税込どうしで並べると正しく比べられます。

※入り方が違う箱どうしは、1枚入りの値段を2倍にしてから比べます。値段が片目分か両目分かは、商品ページの表記で確かめるのが確実です。

ちなみに、2週間用と1ヶ月用の境目は約2.17倍。くわしくは、2weekと1ヶ月の違いと費用の比べ方で読めます。

この計算に入っていないお金は?

入っていないのは、送料とケア用品代、眼科の検査代。それに、途中の買い直し分です。

洗浄液や保存液は、6ヶ月用でも1年用でも毎日使うもの。送料やケア用品代を足した計算は、カラコンの費用と1年の予算の出し方で。

途中で買い直すときの出費も考えておく

1回の値段が大きいレンズほど、途中で買い直すときの出費も大きくなります。片方を落としたときや、破れてしまったときです。

眼科で度数が変わったと言われたら、交換日の前でも新しい処方のレンズに。前のレンズの残りの期間は、使わずに終わります。「もしも」のときの1箱分も予算に入れておくと、慌てずにすみます。

6ヶ月用も1年用も、毎日のケアは同じ流れ

6ヶ月用も1年用も、外したらその日のうちにお手入れを。手順は、使っているケア用品の説明と眼科の指示どおりに。

洗う・すすぐ・消毒・保存が1本でできるケア用品なら、たとえばこんな流れ。半年、1年と続くからこそ、疲れた夜も省かずに。

  1. 石けんで手を洗い、水気をふき取る
  2. 外したレンズを手のひらにのせ、ケア用品をかけて、指の腹で表と裏をこすり洗い
  3. ケア用品でしっかりすすぐ(水道水は使わない)
  4. ケースに毎回新しい液を入れ、レンズを浸す(浸す時間は決められたとおりに)
  5. レンズをつけたあとの空いたケースは、洗って乾かしておく

ケースに残った液の継ぎ足しや、使い回しはNG。つけない日が続くときの液の取り替え方も、使う前に説明でチェックを。

ケア用品によっては、毎日とは別に、週に1回などのお手入れがあるものも。ケースも使いっぱなしにはせず、替える目安を確かめておくと迷いません。

ケア用品を別のものに替えたいときは、先に眼科で聞いておくとスムーズです。

6ヶ月・1年の交換日を忘れないコツ

交換日は、開封したその日に決めてしまうのが近道。6ヶ月、1年と間があくと、いつ開けたかはつい忘れがちです。

コツやり方の例
スマホのカレンダーに入れる開封した日に、6ヶ月後や1年後の同じ日を予定に。1ヶ月前と1週間前にも通知が来るようにしておく
開ける日を覚えやすい日にそろえる6ヶ月用なら1月1日と7月1日、1年用なら誕生日など。交換日を早めてそろえるのはOK
左右の開封日がずれたら別々に片方だけ買い直したときは、右と左の交換日を分けて登録
次のレンズは早めに用意届くまで日数がかかることも。1ヶ月前の通知で、次の分が手元にあるか確かめる
買い置きは箱の期限もチェック箱に印字された期限を過ぎたものは、開けていなくても使わない
検査の予定も同じカレンダーに眼科で言われた次の検査の時期も、いっしょに入れておく

交換日を早めるのはOKでも、遅らせるのはNG。新しいレンズが届いていなくても、交換日を過ぎたものは使いません。届くまでは、眼鏡の日に。

レンズの状態が気になったら?交換日の前でも替えたいとき

交換日の前でも、傷や落ちない汚れのあるレンズは新しいものに。反対に、交換日を過ぎたレンズは、きれいに見えても使いません。つけて痛みや違和感があるなら、すぐに外して眼科へ。

長く使うレンズほど、途中で替えるのは「もったいない」と感じるもの。でも、使っていいかどうかは、残りの日数では決まりません。

こんなときどうする
傷や欠け、破れ、変形がある交換日の前でも使わずに、新しいレンズに
こすり洗いしても、汚れやくもりが取れない交換日の前でも使わずに、新しいレンズに
色の部分がかすれたり、にじんだりして見える交換日の前でも使わずに、新しいレンズに
つけると痛い、充血する、急に見えにくくなった、なんとなく違和感があるすぐに外して、つけ直さずに眼科へ。新しいレンズも、受診してから
交換日を過ぎた(見た目はきれい)使わずに、新しいレンズに

つける前に、レンズを指先にのせて明るいところで見るのを習慣に。見た目で迷ったら、そのレンズは使わずに新しいものを。

受診するときは、症状が出たレンズとケースも捨てずに持参を。原因を確かめる手がかりになることがあります。

少しぼやけるだけで、痛みや充血はない。そんなときに確かめる順番は、乱視用カラコンでぼやけるときの確かめ方で。急に見えにくくなったときや、痛みや充血があるときは、読むより先に外して眼科へ。

6ヶ月用でも1年用でも、先に数値がそろうか確認を

商品によっては、使用期間で選べる数値が違うことも。期間を決める前に、自分の数値がそろっているか確かめておきたいところ。

見るのは、コンタクトレンズの処方箋のSPH・CYL・AXIS・BC。近視や遠視の度数、乱視の強さと向き、レンズの内側のカーブです。右目も左目も、4つともそのまま選べることが条件です。

乱視の強さ(CYL)は、多くの処方箋で「−」で書かれます。ただ、「+」で書かれた処方箋もあります。

「+」を「−」に書きかえるだけでは、同じ度数になりません。自分で直さずに、眼科で確かめて。処方箋の読み方は、近視と乱視の処方箋の見方で。

眼鏡の処方箋とは数値が違うことがあるので、使うのは必ずコンタクト用。自分の数値が見つからなくても、近い数値で間に合わせるのはNGです。

6ヶ月用から1年用へ、途中で替えてもいい?

替える前に、まずは眼科で相談を。同じ度数でも、レンズが変わると見え方やつけ心地が変わることがあるからです。

替えると決めたら、開ける日も相談のときに聞いておいて。特に言われなければ、今のレンズの交換日に開けるとスムーズです。1年用から6ヶ月用に替えるときも、同じ順番です。

結局、6ヶ月と1年どっちにする?

目に合う期間は、眼科で相談して決めるのが前提。そのうえで迷ったら、1ヶ月あたりの費用と1回の支払い、交換日の覚え方がヒントに。

決め手6ヶ月用がなじむのは1年用がなじむのは
1ヶ月あたりの費用(同じ入り方の箱どうし)1年用の1箱が、6ヶ月用の2倍より高いとき1年用の1箱が、6ヶ月用の2倍より安いとき
1回に払う金額1回の支払いや、買い直しの出費を小さくしたい(6ヶ月用の1箱のほうが安いとき)1回の金額は大きくても、買い物は年1回ですませたい
交換日の覚え方1月と7月など、半年おきの日で覚えたい誕生日など、年1回の日で覚えたい

どちらを選ぶにしても、自分の数値がそろうレンズから。答えが分かれたら、交換日を守りやすいほうを選ぶのも手。

もう少し知りたい、6ヶ月と1年のQ&A

6ヶ月用のカラコンを、1年使ってもいい?

いいえ。使える期間を過ぎたレンズは、きれいに見えても使わないでください。6ヶ月用の期間は開封した日から数えるので、つけない日があっても延びません。交換の時期やお手入れは、眼科の指示どおりに。

6ヶ月用と1年用、どっちが安い?

1箱の値段しだいです。両目1回分の箱どうしで、1年用の1箱が6ヶ月用の2倍より安ければ1年用、高ければ6ヶ月用が1ヶ月あたり安くすみます。送料やケア用品代、眼科の検査代は別にかかります。目に合う期間は、眼科で相談を。

6ヶ月用や1年用を、交換日の前に替えてもいい?

はい。交換日より早く替えるのはOK、遅らせるのはNGです。傷や落ちない汚れがあるレンズは、交換日の前でも新しいものに。痛みや充血、違和感があるときは、すぐに外して眼科へ。新しいレンズをつけるのも、受診してからにしてください。

6ヶ月用と1年用で、お手入れは違う?

どちらも、外したら毎日お手入れするのは同じです。手順は、使っているケア用品の説明と眼科の指示どおりに。ケア用品によっては、週に1回など、毎日とは別のお手入れがあるものもあります。

6ヶ月用や1年用の交換日を、忘れないコツは?

開封したその日に、6ヶ月後や1年後の同じ日をスマホのカレンダーに入れておくこと。次のレンズは届くまで日数がかかることもあるので、1ヶ月前にも通知を。間に合わなくても、交換日を過ぎたレンズは使わずに眼鏡で。左右で開封日が違うときは、別々に登録を。

カラコンを使う前に、覚えておいてほしいこと

カラコンは、度が入っていてもいなくても、目に直接のせるレンズです。見え方やつけ心地には、個人差があります。使う前には眼科で検査を受けて、コンタクトレンズの処方箋を確認してください。

つける時間や使う期間、お手入れの方法は、眼科の指示どおりに。期間内でも、傷や変形、汚れのあるレンズは使わないでください。

つけたまま眠ったり、友だちや家族と貸し借りしたりするのはNGです。痛みや充血、かゆみ、見えにくさ、なんとなくの違和感があれば、すぐに外して眼科へ。何も気にならないときも、眼科で言われた間隔で検査を受けてください。

関連記事一覧