乱視は遺伝する?親が乱視の場合の考え方と、眼科で確認すること

乱視は遺伝する?乱視にならないために必要なこととは?
コラム

「親が乱視だから、自分もそうなのだろうか」「子どもに遺伝するのだろうか」——乱視と遺伝の関係は、気になって調べる方の多い話題です。

先にお伝えすると、遺伝がどの程度関わるのかを、この記事で断定することはできません。乱視の成り立ちには複数の要因があり、どれに当たるかは検査をしないと分かりません。ここでは、言えることと言えないことを整理したうえで、気になったときに眼科で何を確認すればよいかをまとめます。

乱視には、生まれつきの場合とあとから生じる場合がある

乱視には、生まれつきの角膜や水晶体の形が関係する場合と、目の病気やケガ、目の手術のあとに角膜の形が変わって生じる場合があります。

ご家族に乱視の方がいる場合、お子さんにも同じ傾向が見られることがあります。ただし「親が乱視だから子も必ず乱視になる」というものではありません。どの要因がどの程度関わるかは人によって異なります。

ご家族の見え方が気になる場合は、自己判断せず眼科でご相談ください。

見え方の変化に気づいたときは

見え方が変わったと感じたときは、眼科で検査を受けてください。乱視の度合いは、検査をしないと分かりません。

ものが見えにくいときに目を細めてしまう癖がついている方もいます。自覚がないことも多いので、気になる場合は周りの方に聞いてみるのもひとつです。ただし、目を細める癖と乱視の関係については自己判断せず、眼科でご確認ください。

お子さんの見え方が気になるときは

お子さんの場合、屈折の異常が見え方の発達に影響することがあります。乳幼児健診・3歳児健診での視力検査を受け、指摘があった場合は眼科を受診してください。

乱視だと分かったら

乱視の程度は、年齢とともに変化することがあります。見えにくさを感じているのに矯正せずにいると、その見えにくさが続くことになります。ただし矯正が必要かどうかは程度によって異なり、矯正しなくてよいと判断される場合もあります。

見えにくい状態が続くと、目の疲れを感じる方がいます。眼鏡やコンタクトレンズでの矯正が必要かどうかは、眼科で確認してもらってください。

手術による矯正の方法もありますが、適応の可否は乱視の種類や目の状態によって異なります。適応・費用・起こりうる合併症については、眼科・専門医療機関で説明を受けてください。

乱視用のレンズを選ぶときに必要な数値

乱視用のコンタクトレンズを選ぶには、度数(SPH)に加えて乱視度数(CYL)と乱視軸(Axis)が必要です。これらは眼科の検査で分かる数値で、処方箋に記載されます。

数値の意味はSPH・CYL・Axisは、それぞれ何を表す数値かで説明しています。左右で乱視の度数が違う場合や片目だけ乱視の場合は、片目だけ乱視の場合の、度数の選び方もあわせてご覧ください。装用時の向きについては乱視用レンズの向きの見分け方で扱っています。

まとめ

  • 乱視には、生まれつきの場合と、あとから生じる場合があります
  • 遺伝がどの程度関わるかは人によって異なり、この記事で断定することはできません
  • 見え方が変わったと感じたら、眼科で検査を受けてください
  • お子さんの場合は、乳幼児健診・3歳児健診の視力検査を活用してください
  • 乱視用のレンズには、SPH に加えて CYL・Axis の指定が必要です

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※この記事は一般的な情報をまとめたものです。目の状態や度数については眼科医にご相談ください。

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