乱視用カラコンの費用は1ヶ月いくら?コスパの計算と1年の予算

スマートフォンで乱視用カラコンの価格を比較する日本人女性
コラム

カラコンの費用は、「1ヶ月あたり」の金額にそろえると比べやすくなります。出し方は、両目1回分の値段×1年の交換回数÷12。2週間用なら年26回、1ヶ月用なら年12回で計算します。

値札を見比べると、つい1箱の安いほうに手がのびるもの。でも、使える期間が違うレンズどうしは、1箱の値段だけでは比べられないんです。

乱視用なら、コンタクトの処方箋どおりに選べるかも見ておきたいところ。まずは計算の前に、そろえておきたい3つのことから。

カラコンの費用を比べる前に、そろえたい3つのこと

ここがバラバラだと、同じ式で計算しても答えがずれてしまいます。

1. その値段、両目分?片目分?

カラコンの箱には、1枚入りや2枚入り、6枚入りなど、いろいろな入り方があります。まずは、どの箱も「両目1回分」の値段にそろえるところから。

箱の入り方両目1回分の値段にするには
1枚入り(片目分)値段を2倍にする
2枚入り(両目分)そのまま
6枚入り値段を3で割る
10枚入り値段を5で割る

左右で数値が違う人は、片目ずつ別の箱を買うことも。それでも両目1回分に直せば、計算は同じです。

2. 1年に何回、交換する?

1年はおよそ52週なので、2週間用は年26回。1ヶ月用は年12回、6ヶ月用は年2回、1年用は年1回です。

使用期間1年の交換回数両目で1年に使う枚数
2週間用(2week)26回52枚
1ヶ月用(1month)12回24枚
6ヶ月用2回4枚
1年用1回2枚

2週間用を「月2回」で数えると、1年で24回。本当より2回少なく見積もってしまうので、26回で数えるのが正確です。

もうひとつ覚えておきたいのが、交換日の数え方。数えるのは、つけた日数ではなく開封した日から。週末しかつけない人でも、交換日は延びません。

1日使い捨て(ワンデー)は数え方が違い、つけた日ごとに新しいレンズに替えます。1年の交換回数は、つける日数と同じです。

3. レンズ以外にかかるお金は?

見落としやすいのが、送料とケア用品代、それに買い直しの分です。

送料は、注文するたびにかかることも。かからなくなる条件は、お店によって違います。たとえば1回400円(仮)なら、年4回で1,600円、毎月頼めば4,800円です。

洗浄液や保存液も、毎月かかるお金。くり返し使うレンズは、外したら毎日お手入れするからです。月にいくら使っているか、一度レシートを見返しておくと計算しやすくなります。

落としたり破れたり、度数が変わったりしたときの買い直しも忘れずに。1回の値段が大きいレンズほど、このときの出費も大きくなります。

カラコンは1ヶ月いくら?使用期間ごとに計算してみる

1ヶ月あたりの金額は、使用期間と両目1回分の値段しだい。たとえば、両目1回分が下の値段だったとします。1年の合計を出してから12で割れば、1ヶ月あたりの金額に。

使用期間両目1回分の値段(仮)1年の交換回数1年の合計1ヶ月あたり
2週間用1,500円26回39,000円3,250円
1ヶ月用2,800円12回33,600円2,800円
6ヶ月用4,500円2回9,000円750円
1年用6,000円1回6,000円500円

※金額は、計算のしかたを見るための仮の数字です。送料とケア用品代、破損や紛失・度数が変わったときの買い直しは入っていません。交換の回数は開封した日から数えていて、使わない日があっても延びません。

この例だと、1回分の値段なら2週間用が手ごろなのに、1ヶ月あたりでは順番が逆に。コスパを1箱の値段だけで比べられないのは、このためです。

そのかわり、1回に払う金額は1年用が6,000円、2週間用が1,500円。落としたときに買い直す金額も、そのぶん大きくなります。

どの期間が目に合うかは、眼科で相談して決めるのが前提。お財布の計算は、そのあとで比べるためのものです。

送料やケア用品代も入れると?

上の2週間用に、送料とケア用品代を足してみます。送料は1回400円(仮)で年4回、ケア用品代は月700円(仮)とします。

1年にかかるお金計算金額(仮)
レンズ代1,500円×26回39,000円
送料400円×4回1,600円
ケア用品代700円×12ヶ月8,400円
合計―49,000円

※金額は仮の数字です。破損や紛失・度数が変わったときの買い直しと、眼科の検査代は入っていません。

49,000円を12で割ると、1ヶ月あたり約4,083円。レンズ代だけの3,250円より、800円あまり増えます。

実際の予算に近いのは、この金額のほう。手元の値段に入れ替えれば、同じ順番で計算できます。

2週間用と1ヶ月用で迷ったら

両目1回分の箱どうしで比べると、境目は2週間用の約2.17倍。1ヶ月用の1箱がそれより安ければ1ヶ月用、高ければ2週間用が安くすみます。

上の例なら、境目は1,500円の約2.17倍で3,250円。2,800円の1ヶ月用は、それより安い側です。

値段ごとの早見表や交換日の覚え方は、乱視用カラコン2weekと1ヶ月どっち?違いと費用の比べ方で読めます。

乱視用カラコンは、安さだけで決める前にここを確認

計算で安くすむ期間が見つかっても、決めるのはもう少しあと。乱視用には、先に確かめておきたいことが3つあります。

処方箋の数値どおりに選べる?

乱視用カラコンは、同じシリーズでも期間によって選べる数値が違うことがあります。確かめたいのは、眼科でもらうコンタクトレンズの処方箋の数値。眼鏡の処方箋とは違うことがあるので、使うのはコンタクト用です。

処方箋で見るのは、SPH・CYL・AXIS・BCの4つ。近視や遠視の度数、乱視の強さと向き、レンズの内側のカーブのことです。4つとも、そのまま選べることが条件です。

くわしくは、乱視用カラコンの度数(SPH・CYL・AXIS)の見方で。値段が手ごろでも、近い数字で間に合わせるのはNG。自分の数値が見つからないときは、眼科で相談を。

同じデザインでも、度の有無や乱視用かどうかで値段が違うことも。比べるのは、自分の数値で選べるレンズの値段どうしです。

節約のために期間を替えたいときも、まずは眼科に相談してから。レンズが変わると、同じ度数でも見え方やつけ心地が変わることがあります。

期間を延ばして使うのはNG

少しでも長く使えたら、と思う日もあるはず。でも、使える期間を過ぎたレンズは使わないのがルールです。

交換日は、開封した日にスマホのカレンダーへ入れておくと忘れにくくなります。

眼科の検査代も、1年の予算に

度数は、少しずつ変わることがあります。何も気にならなくても、検査は眼科で言われた間隔で。

その検査代も1年の予算に入れておくと、あとで慌てずにすみます。どんな検査をするのかは、眼科で受ける乱視の検査で読めます。

費用を比べる順番をおさらい

  1. 処方箋の数値どおりに選べるレンズを探す
  2. どの箱も、両目1回分の値段にそろえる
  3. 1年の交換回数をかけて、1年のレンズ代を出す
  4. 送料とケア用品代を足して、12で割る

この順番なら、期間や箱の入り方が違っても同じものさしで比べられます。どの期間にするかは、眼科で相談してから決めて。

カラコンの費用、もう少し知りたいQ&A

カラコンは1ヶ月いくらかかる?

使用期間と、両目1回分の値段で変わります。その値段に1年の交換回数をかけて、12で割ると1ヶ月あたりが出せます。仮に両目1回分が1,500円の2週間用なら、年26回で1ヶ月あたり3,250円。送料やケア用品代は、別にかかります。

乱視用カラコンを安くすませるには?

1箱の値段ではなく、1ヶ月あたりや1年の合計で比べてみて。送料やケア用品代まで入れると、実際の出費に近づきます。ただし、使える期間を過ぎて使ったり、処方箋と違う数値を選んだりする節約はNG。期間を替えたいときは、先に眼科で相談を。

1枚入りと2枚入りは、どうやって比べる?

どちらも両目1回分の値段にそろえてから比べます。1枚入り(片目分)は値段を2倍に、2枚入り(両目分)はそのまま。6枚入りは、値段を3で割ると両目1回分です。

つけない日が多いと、費用は安くなる?

2週間用や1ヶ月用などは、安くなりません。交換の時期は開封した日から数えるので、つけない日があっても延びないからです。1日使い捨て(ワンデー)は、つけた日の分だけかかります。使える期間を過ぎたレンズは使わずに、交換は眼科の指示どおりに。

あわせて読みたい記事

カラコンを使う前に、覚えておいてほしいこと

カラコンは、度が入っていてもいなくても、目に直接のせるレンズです。見え方やつけ心地には、個人差があります。使う前には眼科で検査を受けて、コンタクトレンズの処方箋を確認してください。

つける時間や使う期間、お手入れの方法は、眼科の指示どおりに。期間内でも、傷や変形、汚れのあるレンズは使わないでください。

つけたまま眠ったり、友だちや家族と貸し借りしたりするのはNGです。痛みや充血、かゆみ、見えにくさ、なんとなくの違和感があれば、すぐに外して眼科へ。何も気にならないときも、眼科で言われた間隔で検査を受けてください。

関連記事一覧