乱視の症状とは?乱視用コンタクトレンズ(トーリックレンズ)の特徴
乱視とは、角膜や水晶体のカーブが方向によって異なるために、光の曲がり方(屈折)が方向によって変わり、一点にピントが合わない状態のことです。
具体的には「物が二重に見える」「にじんで見える」といった見え方になることがあります。この記事では、乱視の種類と、乱視用コンタクトレンズ(トーリックレンズ)の特徴を整理します。
乱視の見え方
乱視用の度数が入っていない眼鏡やコンタクトレンズでは、乱視による見えにくさは補正されません。眼鏡をかけていても見えにくさが残る場合は、眼科で見え方を確認してもらってください。
乱視の程度は人によって異なり、軽度で自覚しにくい場合もあります。矯正が必要かどうかを判断するのは眼科医です。見え方が変わったと感じたときは眼科で確認してください。
乱視の種類
正乱視
角膜や水晶体のカーブが方向によって規則的に異なる状態です。歪む方向によって直乱視・倒乱視・斜乱視に分けられます。どれに当たるかは、眼科の検査で調べる乱視軸(Axis)の角度でわかります。
不正乱視
角膜の表面に不規則な凹凸が生じることで起こります。正乱視と不正乱視では原因も矯正の方法も異なり、どちらに当たるかは眼科での検査で判断されます。
乱視用コンタクトレンズ(トーリックレンズ)の特徴
乱視用コンタクトレンズは「トーリックレンズ」とも呼ばれ、普通のコンタクトレンズとは作りが異なります。
通常のコンタクトレンズは目の上である程度動きますが、乱視用レンズはレンズの厚みの分布などによって、まばたきの動きのなかで向きが安定するように設計されています(設計方式は商品によって異なります)。ただし安定の仕方や慣れ方には個人差があります。
向きがずれると設計どおりに見え方を補正できないため、装着時には表裏と上下の向きを確認します。詳しくは乱視用コンタクトの向きは決まっている?上下の見分け方と、ずれたときの対応をご覧ください。
見えにくさや違和感が続く場合は、装用を中止して眼科を受診してください。原因については乱視用カラコンがぼやけるのはなぜ?考えられる原因と、確認する順番で整理しています。
選ぶときに必要な数値
乱視用のレンズを選ぶには、度数(SPH)に加えて乱視度数(CYL)と乱視軸(Axis)、そして BC(ベースカーブ)が必要です。これらは眼科の検査で分かる数値で、処方箋に記載されます。
それぞれが何を表すのかはSPH・CYL・Axisは、それぞれ何を表す数値かで説明しています。左右で数値が違う場合は片目だけ乱視の場合の、度数の選び方もあわせてご覧ください。
まとめ
- 乱視は、光の曲がり方が方向によって変わり、一点にピントが合わない状態です
- 正乱視は直乱視・倒乱視・斜乱視に分けられ、どれに当たるかは Axis の角度でわかります
- 乱視用レンズ(トーリックレンズ)は、向きが安定するように設計されています
- 安定の仕方や慣れ方には個人差があります
- 使うときは眼科で検査を受け、処方箋の数値(SPH・CYL・Axis・BC)を確認してから選んでください
乱視用カラコンをお探しの方へ
Lancy(ランシー)は乱視用カラコンの専門店で、掲載している商品はすべて乱視用です。右目・左目それぞれに SPH・CYL・Axis を指定してご注文いただけます。
※この記事は一般的な情報をまとめたものです。目の状態や度数については眼科医にご相談ください。


